top of page

全身もみほぐし ほぐれ~る
Hogureru Blog






『猫のお告げは樹の下で』について
『猫のお告げは樹の下で』は、青山美智子さんが描く 優しさと気づきに満ちた連作短編集 。不思議な猫「ミクジ」と、悩みを抱えた7人の登場人物が織りなす物語は、まるで秋の木漏れ日のように、静かに心を照らしてくれますよ。 あらすじと構成 舞台は、悩める人だけがたどり着ける 不思議な神社 。そこに現れるのが、お尻に星の模様がある猫「ミクジ」。彼は訪れた人に タラヨウの葉に書かれた“お告げ” を授けるんです。 登場するのは、こんな人たち: 失恋から立ち直れない美容師見習い・ミハル(「ニシムキ」) 娘との距離に悩む父・耕介(「チケット」) 就活に迷う大学生・慎(「ポイント」) 生きがいを探す元店主・哲(「タネマキ」) 転校したばかりの小学生・和也(「マンナカ」) 夢を諦めかけた主婦・千咲(「スペース」) 人生の岐路に立つ占い師・笑子(「タマタマ」) それぞれの章が 独立しながらも、少しずつ繋がっていく構成 で、読んでいくうちに「世界って、やさしくできてるかも」と思えるようになるんですよ。 物語の魅力 答えではなく“ヒント”をくれる猫のお告げ...
2025年10月24日読了時間: 2分


『ツバキ文具店』について
『ツバキ文具店』は、小川糸さんが描く“手紙と心”の物語。鎌倉の静かな町を舞台に、代書屋として生きる女性・ 雨宮鳩子(ポッポちゃん) の成長と再生が描かれていますよ。 あらすじと背景 鳩子は、祖母が営んでいた「ツバキ文具店」を継ぎ、 手紙の代書屋 として働き始める。依頼されるのは、結婚報告、離婚通知、借金断り、天国からの手紙など、 一筋縄ではいかない“想い”のこもった手紙たち 。 彼女は、依頼者の話を丁寧に聞き、便箋や封筒、切手にまでこだわりながら、 その人の気持ちが最も伝わる言葉 を探していく。手紙を書くことを通じて、鳩子自身も祖母との過去や自分の人生と向き合っていく。 作品の魅力 言葉の力とぬくもり 手紙という“時間をかけて届ける言葉”が、人と人の心をつなぎ直す様子が描かれている。 鎌倉の風景と人々 ご近所のバーバラ婦人や男爵との交流、季節の移ろいが、物語に優しい彩りを添えてくれる。 自分と向き合う時間 手紙を書くことは、誰かのためでありながら、 自分自身への手紙 にもなっていく。読者も自然と、自分の気持ちに耳を傾けたくなるんですよ
2025年10月24日読了時間: 2分


『そして、バトンは渡された』について
『そして、バトンは渡された』は、 瀬尾まいこさん が描く“血のつながりを超えた家族の絆”をテーマにした感動作で、2019年の本屋大賞を受賞した作品ですよ。 物語のあらすじと魅力 主人公の 森宮優子 は、幼い頃に母を亡くし、父の海外赴任をきっかけに継母と暮らすようになる。その後も大人の事情で家族構成が何度も変わり、 名字も4回変わる という複雑な家庭環境に育つんです。 でも、優子は「困ったことは何もなかった」と語る。なぜなら、彼女が出会った“親”たちは、みんなそれぞれの形で優子を大切に思い、愛情を注いでくれたから。 作品のテーマと読後感 家族とは何か? 血縁ではなく、心のつながりで築かれる家族の形を優しく描いているよ。 優しさのリレー タイトルの「バトン」は、親から親へ、そして優子自身へと渡される“愛情”や“思いやり”の象徴。 読後感のあたたかさ 読み終えたあと、誰かに「ありがとう」と言いたくなるような、じんわりとした優しさが残る作品。 森宮さんという存在 最後に優子と暮らす“父”森宮さんは、料理好きでちょっと不器用。でもその不器用さ
2025年10月24日読了時間: 2分
bottom of page