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全身もみほぐし ほぐれ~る
Hogureru Blog





心が穏やかになる世界の名書
秋の静けさにぴったり寄り添う、 心が穏やかになる世界の名書 をご紹介しますね。どれも、やさしい言葉や深いまなざしで、心をふわっと包んでくれるような作品ばかりですよ。 心が穏やかになる世界の名書 『星の王子さま』サン=テグジュペリ(フランス) 大切なものは目に見えない。シンプルな言葉が心に深く染みわたる、永遠の名作。 『アルケミスト』パウロ・コエーリョ(ブラジル) 夢を追いかける旅の中で、自分自身と向き合う物語。人生の静かな指針になる一冊。 『小さな町の小さな奇跡』フェリックス・サルテン(オーストリア) 日常の中にある優しさと希望を描いた、心温まる短編集。 『ミセス・ハリス、パリへ行く』ポール・ギャリコ(イギリス) 夢のドレスを求めて旅に出る家政婦の物語。ユーモアと優しさに満ちた一冊[^1^]。 『モモ』ミヒャエル・エンデ(ドイツ) 時間に追われる現代人に贈る、静かで深いメッセージ。読むたびに心が整う。 『やかまし村の子どもたち』アストリッド・リンドグレーン(スウェーデン) 自然とともに暮らす子どもたちの素朴な日
10月24日読了時間: 2分


『猫のお告げは樹の下で』について
『猫のお告げは樹の下で』は、青山美智子さんが描く 優しさと気づきに満ちた連作短編集 。不思議な猫「ミクジ」と、悩みを抱えた7人の登場人物が織りなす物語は、まるで秋の木漏れ日のように、静かに心を照らしてくれますよ。 あらすじと構成 舞台は、悩める人だけがたどり着ける 不思議な神社 。そこに現れるのが、お尻に星の模様がある猫「ミクジ」。彼は訪れた人に タラヨウの葉に書かれた“お告げ” を授けるんです。 登場するのは、こんな人たち: 失恋から立ち直れない美容師見習い・ミハル(「ニシムキ」) 娘との距離に悩む父・耕介(「チケット」) 就活に迷う大学生・慎(「ポイント」) 生きがいを探す元店主・哲(「タネマキ」) 転校したばかりの小学生・和也(「マンナカ」) 夢を諦めかけた主婦・千咲(「スペース」) 人生の岐路に立つ占い師・笑子(「タマタマ」) それぞれの章が 独立しながらも、少しずつ繋がっていく構成 で、読んでいくうちに「世界って、やさしくできてるかも」と思えるようになるんですよ。 物語の魅力 答えではなく“ヒント”をくれる猫のお告げ...
10月24日読了時間: 2分


『ツバキ文具店』について
『ツバキ文具店』は、小川糸さんが描く“手紙と心”の物語。鎌倉の静かな町を舞台に、代書屋として生きる女性・ 雨宮鳩子(ポッポちゃん) の成長と再生が描かれていますよ。 あらすじと背景 鳩子は、祖母が営んでいた「ツバキ文具店」を継ぎ、 手紙の代書屋 として働き始める。依頼されるのは、結婚報告、離婚通知、借金断り、天国からの手紙など、 一筋縄ではいかない“想い”のこもった手紙たち 。 彼女は、依頼者の話を丁寧に聞き、便箋や封筒、切手にまでこだわりながら、 その人の気持ちが最も伝わる言葉 を探していく。手紙を書くことを通じて、鳩子自身も祖母との過去や自分の人生と向き合っていく。 作品の魅力 言葉の力とぬくもり 手紙という“時間をかけて届ける言葉”が、人と人の心をつなぎ直す様子が描かれている。 鎌倉の風景と人々 ご近所のバーバラ婦人や男爵との交流、季節の移ろいが、物語に優しい彩りを添えてくれる。 自分と向き合う時間 手紙を書くことは、誰かのためでありながら、 自分自身への手紙 にもなっていく。読者も自然と、自分の気持ちに耳を傾けたくなるんですよ
10月24日読了時間: 2分
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